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DP-3000診断1

巷に出回ってるDP-3000の回路図にはいくつかのポイントで波形が書かれてる。

オシロのプローブあててみた。

 

DP-3000はプラッタ内側にコーティングされた磁気をヘッドで読み取ってTA7061APでアンプって信号を作ってるが、それを受けてるQ1のコレクタをCH1に、それを反転してるQ2のコレクタをCH2に、こいつらを合成した出力のQ5コレクタをCH3に、それを基にして作ったモータドライブ段Q11のベースをCH4(ACレンジ)につないだ。

回路図に書いてる波形が出てるね。

 

起動時に磁気ヘッド出力が小さくてアンプれない間は、ドライブ信号が上限に張り付いてモータをフル加速する。

通常回転になると、ドライブ信号は80msくらいの周期でリップルしながらプラッタを定速に制御してる。

 

しばらく回したが安定してるんでブロワでTA7061AP付近を温めたところ、加速しては元に戻るというのを繰り返す症状が再現した。

熱によって何かが起きてて磁気ヘッドからの信号が途切れるんで、実際は通常回転なのにさらに加速を始めるみたい。

やっぱTA7061AP周りかな?

 

 

 

DP-3000ご開帳

DP-3000(ケース付なんでDP-3700)を開けてみる。

キャビ後ろのダストカバー留め金具はずしてキャビ立てた。

下から眺めるの初めて。キャビは積層と思い込んでたが、ケース+底板の普通の造りだった。DK-100と勘違いしてたわ。

ま、このほうが本体をキャビにつけたまま基板見れそうやね。

 

左下だったらダストカバー外すだけで立ったな。

こっちの方が基板見やすいぞ。

 

2SC373とかのトランジスタ懐かしいな。

しかし当時は1枚の基板に強電も弱電も一緒くただな。

離隔距離もシルク表示も何も無い。今なら電安法とかで絶対NGなやつ。

基板触るときは気をつけよう。

 

この状態で電源入れて回してみた。

キャビ立ててるとプラッタが起動しないで手でアシストすると回りだす。

軸受けのラジアル方向は負荷が重いのか。本来の使い方ではないからね。

この状態であんまり調子に乗って回しすぎないほうがいいかも。

 

電源トランスが鉄ケースで電磁シールドされてゴムブッシュで浮いてブラブラしてる。

キャビ立てるとトランスが天板に当たってブーンと唸るが、手で持って浮かせると唸り音が消える。

ちゃんとブッシュ効いてる。素晴らしい。

 

 

 

 

 

アームリフタ

久しぶりにDP-3000を回した。

LPの内周までトレースしたのでアームリフタを上げたがトーンアームが持ち上がらない。

外周だと持ち上がるんでリフタが左下がりに垂れてるっぽい。

リフタアームのビスは締まってるんだが。

何だこりゃ?と思ったが、リフタのシリンダ固定してるネジ締めたら直った。

 

DP-3000を回して暖まってくると相変わらずサーボがはずれて回転が上がりかけては戻るという挙動を始めるんで聴いてられん。

これも修理しないとね。

 

 

BASSツマミ復活

SQ38FD動作中にノイズが出たのでツマミをグリグリ回したらノイズは収まったが、今度はBASSコントロールの右CHツマミが回らなくなった。

 

ケースから出してシャーシの下から覗くと、VR軸についてる白い円板の裏にくぼみがあって板バネでクリック作ってるが、BASSの右CHの円板が根元まで落ち込んでる。

 

フロントパネル外してみる。

円板はCリングで締めてるだけだ。ドライバでこじると軸方向に動いてツマミが回るようになった。

 

フロントパネルを元に戻すが、取付ネジが小さいうえに狭いところにナット留めしてる。

ツマミ類の取り付けもえらくムズい。

VRツマミをはめるとストンとパネルに当たる。

そのままビス締めるとパネルが傷つくのでボール紙をはさんで浮かせてビス締めた。

 

VRツマミのMin/Maxを合わせた後、パネルのセンター表示とクリック位置がうまく合わない。

円板は軸方向にも動くが回転方向にも動く。ツマミをセンターで押さえながら円板を少し回転させるとカチッと音がしてクリック位置がセンターに収まった。

 

下側のBASSはこのやり方で修正できるが、上側のTREBLEはパネルつけた状態では工具が届かない。

かといってパネルはずすと今度はセンター位置とかの刻印が無いので合わせにくい。

パネルはずした状態で円板の位置調整するガイド的な治具を作る必要があるのかも。

またパネルはずす気力出ないのでTREBLEは次回の課題だな。

 

SQ38FDは手配線の手造りだが、ツマミ類も治具使って職人技でビシッとつけたんだろう。昔の人は器用だったんだな。

 

 

 

 

 

SQ38FD BASSコントロール

SQ38FDは機嫌よく動いてたが、突然左CHからザーとノイズが出た。

今度はどこだ?ひととおりツマミを動かしてみる。

トーンコントロールのBASSの左CHを回すとガリガリいう。

右CHも回すと右CHがガリガリいう。

 

しばらくグリグリ回してるとノイズは収まったが、右CHがだんだん重くなってツマミが動かなくなってしまった。

トーンコントロールのVRはクリックがつくが、この機構が噛んだか。

新たな問題発生。

仕入れて以来フロントパネルはずさすに済んでたが、めんどくさそうな予感。

 

SQ38FDを仕入れた時のおまけ回路図をみてみる。

NF型のトーンコントロール回路。BAXANDALL型?(たぶん)

低音が増強されるトーン・コントロール回路はどっち? | CQ出版社 オンライン・サポート・サイト CQ connect

 

おまけ回路図ではBASS CONTはトーンデフィートの時VR3がショートされてガリっても関係ないはずだが、これはオープンの間違い?

 

あ、そんな事ない。前段から100kΩで信号入ってるが、V4グリッドはVR3摺動子端子から入力してるんで、VR3の両端がショートされても信号はVR3通ってるな。

ややこしい回路じゃ。

 

 

センターキャップ交換

S-X4のセンターキャップを痛恨のミスでヘコませたが、実にカッコ悪い。

径が合いそうな紙製とポリプロピレン (PP) 製のセンターキャップを2種類仕入れてみた。

 

PP製はきれいで良いんだが、これだと今どきのスピーカっぽくなってしまうので却下。交換するなら紙製だな。

 

元のセンターキャップが思ったより頑丈にくっついてたので、中の様子を見るためにセンターキャップの外周部を残して内側のドーム部分だけをカッターでちょん切った。

結果このままいけそう。コーンとボビン接合部付近の強度落とさずに済むし。

 

切り取ったセンターキャップはフニャフニャで、今回へコませた箇所以外にもヘコんだ跡があったので結構補修されてたみたい。

こっちのせいやないやん、と開き直ってみる。

 

通気口には磁気回路にゴミが入らないようメッシュが貼ってあるが、右側ウーファのメッシュが無くなってた。

経年劣化で取れたとは思えんし、前に弄った人がセンターキャップの補修で裏側からアクセスするのに目立たないところなんで取っ払ったか。

ちとテンション下がるな。

 

仕入れたセンターキャップは元よりひとまわり大きいんで、残った外周部をきれいに隠せる。

残念ながら「文化遺産の保存」とはかけ離れてくが、なかなか精悍な顔つきになった。

 

組み上げて聴いてみた。軽く聴いた限り音の傾向は交換前と変わらなそう。

 

バート・ロカンシー氏がパイオニアで技術指導したHPM-100というスピーカがアメリカでバカ売れしたとか。S-X4も Baby HPMと呼ばれてたらしい。

ちと耳に痛いがグイグイ前に出てくる中域は魅力的で、全体にカラっと乾いたアメリカン・サウンドという趣きがクセになる。

おもしろいスピーカである。

 

 

 

 

f特の測定

S-X4のf特を測ってみた。

 

中域が盛り上がってると思いきやそうでもない。

2.5kHzあたりのちょっとしたピークがドライブ系ギターを気持ちよくしてる?

300Hzのディップは何だろう?

部屋の反射波を拾わないためのサンプリング打ち切りで250Hz以下は意味ないが、150~250Hzがデコボコしてる。

位相が中域でグルグル回ってる。何かおかしい。

奥様が和室の壁一面に荷物を置いててどかすのが面倒でそのまま測ったが、そのせいで干渉したか。もっとまじめに測ろう。

 

ウーファ直前にマイクを立てたニアフィールド測定では120Hzあたりが4dBほど盛り上がってる。それ以下はだら下がり。

密閉型の特性はこんなもん?

 

インピーダンス特性とかT/Sパラメータとかも測ってみないとね。