5ピンのシステムケーブルのうち、1~3ピンはシリアル信号(SPI?)で、4ピンがDV5.6/5V、5ピンがAC50Hz信号(関西だと60Hz)になってる。
アンプの基板とCDプレーヤをシステムケーブルで接続したとき、シリアルのみの場合はアンプとCDプレーヤの電源が入ってるときはそれっぽく動くが、いったんシステム電源を落とすとアンプが2度と起動しない。
シリアルに追加で4ピンのDV5.6/5Vを繋ぐと、こんどはCDプレーヤが強制OFFしてシステム動作にならない。
どうもシーケンスがよくわからんなあ、シリアル信号データを追いかけないとだめかなあ、となったが、冷静に考えるとまだ5ピンのAC信号を繋いでない。
AC信号がシステムケーブルに加わるとハムノイズの原因になるからできれば繋ぎたくないなあと思ってたが、試しにAC信号も繋いでみると、CDプレーヤの受光部でリモコンを受けてシステムが本来の動作をし始めた。
AC信号はCDプレーヤの時計の基準クロックと勝手に思い込んでたが、CDプレーヤからするとアンプがシステムケーブルで繋がれてるかどうかをこのAC信号で判別してるのかもしれん。
システム制御のシーケンスはいまだに釈然としないが、とにかく回路を真似したら動作し始めたのでよしとしよう。
で、いったん電源トランス、AC基板、電源基板、コネクタ基板をシャーシに固定した。
シャーシ板金にタッピングネジなので、何回もネジを締め直すとネジバカになる。
既にタッピングされたネジ山に逆らわないように、そーっとネジを回してゆるーく基板を固定した。
次はコネクタ基板にボリューム基板をつけたりプリアンプ基板の動作確認をしていく。